発注者支援業務(工事監督業務)で働く若手社員が抱く感想とは?感想ベスト3を紹介

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今回、発注者支援業務(工事監督業務)で働く20代~30代前半の若手社員が抱く感想のベスト3を見ていきます。

これから発注者支援業務で働く人や発注者支援業務に興味がある人、部下を持つ人などは、ぜひ最後までご覧ください。

「注者支援業務で初めて働いた人が抱く感想ベスト3

先日、弊社(株式会社ライズ)で「発注者支援業務をしている人たちの業務発表会」を開催しました。

その発表会で聞いた、「実際に発注者支援業務で働く20代~30代前半の若手社員が抱く感想のベスト3」を紹介します。

発注者支援業務発表会の内容については、以下の動画で紹介していますので、ぜひご覧ください。

第3位「仕事のペースが”業者側”になる」

発注者支援業務で働いた感想の第3位は、「仕事のペースが”業者側”になる」です。

発注者支援業務では、発注者と受注者の間に立って仕事をしますが、その仕事のペースが受注者側(施工会社や建設会社などの業者側)に寄るというものです。

  • 発注者側:国土交通省、NEXCO
  • 受注者側:施工会社、建設会社

施工会社や建設会社が工事を行いますが、発注者支援業務では、その工事によってできた”成果物の確認”が主な業務になります。

例えば、”行程”の場合、大まかな工程は計画されて工事が進みますが、業者と役所の間に結ばれる請負契約により、”受注側(業者)のペース”になります。

なぜなら、請負契約においては「業者に裁量があり、任意で工事ができる」とされており、発注者側は催促してせかすことができないためです。

また、発注者支援業務の業務内容に書類のチェックがありますが、施行会社から提出された書類のチェックになるため、提出がされないとチェックできないなどもあります。

このように、発注者支援業務は、施工会社や建設会社の仕事に対してアクションを起こす仕事のため、ペースはどうしても業者側に主導権が生まれてしまいます。

第2位「仕事相手が責任者の立場の人が多い」

発注者支援業務で働いた感想の第2位は、「仕事相手が責任者の立場の人が多い」です。

発注者支援業務では、発注者(国土交通省など)と受注者(施工会社など)の間に立って仕事をするためです。

発注者側とは、係長や工場長など30代~40代など、ポジションに就いた人たちとのやりとりになります。

受注者側とは、協議などがあるとすれば、現場代理人・監理技術者など、工事の”責任者”とのやりとりになります。

また、工事を行っている自治体や近隣の自治会に説明に行く場合でも、町会長、自治会長など、市町村でもある程度の役職者が出てきます。

そのため、20代~30代前半と若くして発注者支援業務で働く人にとってある程度ポジションの就いた人とのやりとりになるという感想が多くありました。

第1位「職員(国土交通省、NEXCO)は大変だな」

発注者支援業務で働いた感想の第1位は、「職員(国土交通省、NEXCO)は大変だな」です。

民主党政権から自民党政権になって”国土強靭化”や、インフラの整備・老朽化があり、その中で人員が減っているのと比例して業務量が減っていないため、1人の業務量が増えていると考えられるためです。

例えば、NEXCOでは発注者支援業務(施工管理員)の人数を多く業務委託で発注したり、残業が過多にならないように人員調整をしていますが、逆にNEXCOの職員に負担がいく構図になってしまっています。

NEXCOの業務については、以下の動画で話しています。

ここに動画または記事を挿入→https://www.youtube.com/watch?v=mPfUTSxkbC8 または 

NEXCOの発注者支援業務はブラックなのか?実際に働く人の本音とは

2023.09.16

また、以前までは弊社で発注者支援業務として働き、公務員試験を受けて役所に入所するなどの人が多くいました。

ですが、最近は発注者側に転職する人を聞かなくなっており、発注者支援業務のほうが、言い方が悪いですが、”ホワイト”と感じているためではないかと考えています。

まとめ

今回は、発注者支援業務(工事監督業務)で働く20代~30代前半の若手社員が抱く感想のベスト3を紹介しました。

発注者支援業務は、発注者側と受注者側の間に立って行う業務のため、上に立つ人たちとのやりとりが多くなっています。

しかし、それだけやりがいもある仕事といえます。

発注者支援業務(工事監督業務)に興味を持った際は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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この記事の内容は以下の動画で解説しています。

理解を深めたい方はこちらの動画もご覧ください。

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