発注者支援業務で5~6月の求人募集は注意が必要!注意すべきことやその理由を解説

/

この記事は以下の記事の続きです。

前の記事を読んでいない方は、こちらの記事もご覧ください。

発注者支援業務は毎年4~6月に辞める人が多い!その理由と事例を紹介

2024.02.23

発注者支援業務の多くは4月1日の年度初めからスタートしますが、4月~6月までに退職する人が多いといわれております。

4月~6月での求人はイレギュラーな状況での求人が多いため、通常時期よりも注意が必要です。

今回は後編として、発注者支援業務の4月~6月での求人での注意点とイレギュラーでない求人との違いについて解説します。

  • 【前編】発注者支援業務を辞める主な退職理由4選
  • 【後編】発注者支援業務を辞めるそのほかの理由
  • 【後編】4月~6月の求人での注意点
  • 【後編】4月~6月の求人でのイレギュラーでない求人との違い

発注者支援業務で働くなら必ず知っておくべき内容ですので、ぜひご覧ください。

年度初めに発注者支援業務を辞める人が多い理由

前回、発注者支援業務は年度初め(4月~6月)に辞める人が多いと説明しましたが、その理由は前回の記事で解説した4つの理由です。

  1. 給料の条件が想定と違う
  2. 人間関係
  3. 役所側が「使えない」と判断
  4. 民間との仕事の違い

以下の記事でそれぞれの理由について詳しく解説しています。

発注者支援業務は毎年4~6月に辞める人が多い!その理由と事例を紹介

2024.02.23

また、上記の理由に加えて以下のような理由もあります。

退職する理由⑤:役所側の人が厳しすぎる

役所にもさまざまな人がいますが、資料のフォント等の細かいチェックで厳しい人などにあたってしまうことがあります。

こうした厳しい担当者に「ついていけない…」となってしまって退職や異動を希望する場合もあります。

退職する理由⑥:災害などの忙しい現場にあたってしまった

災害などで通常年度よりも忙しい現場にあたってしまい、残業が多かったり、周囲から放置されてしまうことがあります。

そのため、通常時期とのギャップに苦しんで辞めてしまう人が出てくることがあります。

年度初めの求人の場合、役所側の期待が通常時よりも高いことがある

年度初め(4月~6月)で辞めた場合、いなくなった人員の穴埋めを建設コンサルはする必要があり、人材不足を補うために求人が顕在化してきます。

しかし、このような場合には役所側は急に人材がいなくなってしまうので、役所側は不満を抱いている状況になっていることが多いです。

例えばAさんが給与やチームの人と合わずに不満を持って辞めた場合、「なんでそんなことが起きているのか」と建設コンサル側に不信感を抱くためです。

そのため、このような状況での求人で配属となると役所側の期待に沿わないといけないため、通常の配属よりもハードルが少し上がってしまうことがあるため注意が必要です。

年度初めに「ここはぜひ!」と勧められる案件は要注意

年度初めの案件で「ここはぜひ!」と強く勧められる案件は要注意です。

建設業界は「村社会」のような狭い業界でもあるために前任者が辞めることになった理由が業界内で知れ渡っていたりすることもあります。

求職者の中でもそうした情報を知っている人がいるため、人がうまく集まらないこともよくあります。

そのため、例えば求職者の希望エリアと違っても「この案件は絶対にいいです」と勧めてくることがあります。

もちろん担当者の急病などのような一概にネガティブな案件だけではないですが、年度初めにいきなり空席が空くこと自体がイレギュラーなために注意が必要です。

実際に株式会社ライズでも年度初めに急に来る案件は慎重にヒアリングを行うようにしています。

求職者の方も4月以降の求人で「後任ですが…」と言われた場合は、しっかりと深堀して情報をヒアリングするようにしましょう。

未経験の若い人向けの求人はイレギュラーな求人と区別して考えよう

未経験の若い人向けの年度初め(4月~6月)の求人は、前述までのイレギュラーな欠員以外の求人である場合があります。

例えば「無資格者で事務所に1人必要」のような必要な人員とは別の案件の場合では、純粋な人員不足を補うもののため前述までのイレギュラーな欠員の案件とは異なります。

一方で、ある役所の事務所で「1級土木施工管理技士の欠員が発生し、その枠を埋める人員を募集している」となるような場合は、実質的には有資格者の必要人員が定まっているため、前述までのようなイレギュラーな欠員の可能性が高いです。

そのため、本来必要な人員の求人の場合はネガティブな要素が考えられますが、枠外の募集の場合はネガティブな要素と区別して考えましょう。

年度初め(4月~6月)の求人は何らかの「交代枠」の可能性が高い

年度初め(4月~6月)の発注者支援業務の求人は何らかの「交代枠」の可能性が高いです。

発注者支援業務は4月から翌年3月末の年度で動き最低期間が1年間であり、1か月契約というものはないためです。

そのため、4月1日開始の求人と、5月1日開始の求人は分けて考えた方がいいでしょう。

まとめ

今回は後編として、発注者支援業務の4月~6月での求人での注意点とイレギュラーでない求人との違いについて解説しました。

発注者支援業務の多くは4月1日の年度初めからスタートして1年間の契約が通常のため、4月~6月での求人はイレギュラーな状況での求人が多いため注意が必要です。

そのため、発注者支援業務に従事する人は必ず押さえておきましょう。

/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/

「完全土日休み」発注者支援業務の仕事探しなら!
▶発注者支援業務ナビ

「どんな仕事なんだろう?」まずは転職相談から!
▶発注者支援業務エージェント

「土木技術者が集まらない…」とお困りの企業様に!
▶発注者支援業務ナビ求人掲載

_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/


この記事の内容は以下の動画で解説しています。

理解を深めたい方はこちらの動画もご覧ください。

発注者支援業務 専門の転職エージェントに登録すれば有利な転職ができます。

  • 業界30年以上の歴史と信頼
  • 役員クラスのコネクション
    で有利な転職
  • 700名以上の支援実績あり

株式会社ライズが運営する発注者支援業務ナビでは、転職エージェントサービスを提供しています。転職エージェントサービスにご登録いただくと、発注者支援業務に精通した専属エージェントが、ご希望に沿った求人をリサーチし、あなたのご経験やスキルを求める企業をご紹介します。ご希望があれば、職務経歴書の添削や面接対策・給与交渉まで代行するなど、あらゆる転職サポートを無料で受けることができます。

ライズの強みは、業界30年の実績により、発注者支援業務を行っている企業の役員クラスと幅広いコネクションを持っている点です。役員クラスから直接お預かりしている非公開求人を多数取り扱っているため、普通では出会えない好条件の求人をご紹介することが可能です。さらに、専属のエージェントを経由して、あなたの魅力を企業側へプッシュしてもらえるため、お一人で選考を受けるよりも内定の可能性を一気に高めることができます。

まずはお気軽に以下のボタンより転職エージェントサービスにご登録ください(無料)

\転職エージェントに/