国土交通省の発注者支援業務、工事監督をする際の勤務場所を紹介!【後編】
この記事は以下の記事の続きです。
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国土交通省の発注者支援業務、工事監督は業務によって、さまざまなの勤務場所で働き、具体的には次の8つの業務に分かれます。
- 積算技術業務(積算業務)
- 工事監督
- 技術審査
- 道路許認可
- 河川巡視
- ダム管理
- 堰・排水機場管理
- 用地補償
前記事では、「積算技術業務(積算業務)」と「工事監督」について解説しましたので、今回は、「技術審査」からイメージがわかるように画像を用いて解説します。
国土交通省の発注者支援業務、工事監督での勤務場所はどこか悩んでいる方はぜひご覧ください。
目次
「技術審査」の勤務場所
技術審査業務は、「河川事務所」や「河川事務所」など、事務所に通勤して業務を行います。
国道の事務所のイメージは、弊社(千葉県松戸市)の近くにある事務所である「国土交通省首都国道事務所」を例にします。
出張所の大本となる事務所であり、出張所と比較して大きな施設となっています。
河川の事務所のイメージは、「国土交通省江戸川河川事務所」を例にします。
国道の事務所と同じく、出張所の大本となる事務所であり、出張所と比較して大きな施設となっています。
「河川巡視」の勤務場所
河川巡視業務は、河川出張所などの出張所で勤務します。
運河であれば、バイクで河川を周るイメージです。
河川巡視業務は、以前までは、河川だけでなく道路巡視業務もありましたが、今は河川巡視業務のみとなりました。
現在、道路の巡視・巡回は、”道路維持工事”に含まれるようになりました。
そのため、発注者支援業務における”巡視・巡回”は、基本的に河川にのみ限られるようになりました。
「ダム管理」の勤務場所
ダム管理支援業務は、完成したダムの”管理所”で勤務します。
ダム管理業務は、水質調査、巡回、ダムの点検・放流などを行います。
「利根川ダム統合管理事務所の湯西川ダム管理支所」を例にします。
ダムのすぐ傍に事務所があり、人里離れた勤務地となることが多いです。
私(岩井)の知り合いでダム管理をしている人がいますが、家から管理支所へ車で通勤し、支所内のスタッフも多くないので、「1日に何人の人に会うかなー」って言ってましたね(笑)。
ダム近くで都会の喧騒に疲れた、人間関係につかれた、のような人で働きたいという人が結構いますね。
「堰・排水機場管理」の勤務場所
堰・排水機場管理支援業務(機場管理)は、「堰・排水機場」の排水機場で勤務します。
「堰・排水機場」は川に隣接して設置されていることが多いです。
- 排水機場:違う川へ排水をし、洪水・豪雨などの際に河川の水位を下げるための施設です。
- 堰:水流をせきとめたり調節したりするために、川の途中や湖・池などの水の出口に作るしきりです。
「排水機場」の例:江戸川河川事務所の八潮排水機場
八潮排水機場は、綾瀬川の水を中川に排水して、”浸水被害の軽減”などに一役買っています。
こちらは八潮のため、比較的栄えた場所にあります。
「堰」の例:江戸川河川事務所の行徳可動堰
こちらは”可動堰”のため可動し、施設に管理する事務所があるため、ここで勤務することになります。
基本的には、堰の管理となるため、水質管理・巡回・点検・堰の操作が主な業務になります。
「用地補償」の勤務場所
用地補償総合技術業務は、国道事務所や河川事務所などの、”事務所”で勤務します。
用地補償総合技術業務とは、建造物を建てる際の”用地”を取得する業務です。
まとめ
今回は、国土交通省の発注者支援業務、工事監督の勤務場所について紹介しました。
- 積算技術業務(積算業務)
- 工事監督
- 技術審査
- 道路許認可
- 河川巡視
- ダム管理
- 堰・排水機場管理
- 用地補償
前記事と同様、国土交通省の業務の場合、業務内容によって勤務場所が異なることがわかりました。
以上を踏まえ、発注者支援業務の仕事が自分にマッチしそうかどうか、判断の基準になれば幸いです。
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